ちょっとぼやけてますが…
昨日のコンサート。
佐渡さんは、著書を読んでから密かにファンで、DVDも持っている。
一回コンサート行きたいと思っていた念願が叶いました。何度も泣きそうになってしまいました。
「長三和音でこんなに人を感動させることができるのか?」と。オケってすごいなぁ。
実は、大編成があまり得意でないのと、曲が長いからオケのコンサートは学生の頃から苦手で、この間の映画同様、途中で寝るかも?と思っていましたが、全然そんなことなく、最後まで聴き入りました。
ピアノの反田恭平さんも、ラフマニノフのコンチェルト3番の冒頭、「これ、フルートか?」みたいな音色。羽根で撫でるような優しい音から、まぁ、とびっきりの躍動感あふれる演奏。多彩な表現を聴かせて下さいました。
最初に佐渡さんが、3番は難しいからあまり演奏されません。と解説があった通り、「指、どうなってるの?」ってしか思えないような技巧的なところもあり、納得。
感動的でした。
サクソフォンは、オーケストラに入ることは滅多にありませんし、ドボルザークやラフマニノフはサクソフォンのための曲は書いてくれていません。
しかし、歴史は途切れることなく続いています。今溢れている楽曲も古い素晴らしい作品の遺伝子がどこかに残っているはず。
さまざまな音楽にこれからも触れていきたいものです。